日別アーカイブ: 2017年6月10日

"この人とは無理"と思っている人との仲を劇的に改善する方法

この人とはもう無理!

 

と思ったことのある人はいないですか?

 

(ご結婚されている方は、特に夫婦間で)

 

※以下私自身の経験ですが

  実際はもっと複雑なのですが要点だけをまとめて書きます。

  もし詳細を知りたい方はカウンセリングの時に機会があればお話しします。

 

 

私は今から約10年ほど前にそのような経験をしました。

妻の言い方には少し癖があって

それをまだ理解していないころです。

 

何かあった時に妻は必ずと言っていいほど

同じ言葉を使います。

 

それは…

「何を考えているの?」

です。

 

その意味は

「これからどうしたいの?」

ということだったんですが、

 

今思っていることを素直に話せば

良かっただけだったんです。

 

 

 

ほんの些細なことだったんですがあることがあったあと

その言葉を言われました。

 

当時の私は

「何を考えているの?」

の意味を

 

「あなたは何も考えていない」

とか

「どうせろくなことかんがえていないでしょ」

の意味で受け取っていました。

 

 

なので妻の使っている言葉の意味を確認することなく

“私は否定されている”

 

だから、

私は妻から責められている、

とばっかり思っていました。

 

だから、その問に答えるのがもう嫌で嫌で仕方なかったんです。

ですらか、何回かその問いかけがあったあと

もう答えなくなりました。

 

 

だから、その後の2人の関係は

話もほとんどすることはなくなりました。

 

 

その後は

私の心の中では

妻に対する不満しか出てこなくなりました。

何を見ても、聞いても

私の心の中には妻への不満にしか出てこなんいです。

 

 

これではダメだ、と思えば思うほど

不満しか出てこなくなったんです。

やることなすことすべてが嫌になったんです。

 

私はこの時

この人とはもう無理かも

と思いました。

 

こんな思いを約6年間持っていました。

 

 

そんな時

「そ・わ・か」の法則 という本を読みました。

ご存じの方も多いかもしれません。

 

そ…掃除

わ…笑い

か…感謝

 

今の自分には無理、と思っていました。

でも最後の感謝は、これができると人間関係がよくなる

とあったです

 

 

●今の状況で感謝なんかできるんだうか

という思いと

●何もしなければ何変わらない、

という思いもあり

 

何もしなければ何も変わらない

の思いがほんの少しだけ上回ったので

感謝することを実行してみようと思いました。

 

本に書かれていた感謝のしかたとは違いますが

私は具体的に考える方がイメージとしてわきやすいと

考えたので感謝できることを書き出しました。

 

初日:ほとんど何も思い浮かばず。

    A4ノートの一番上に、健康、の文字だけ。

   正直自分にがっかりしました。

   もう少しなにかあるだろう、と思いましたが、出てきませんでした。

   

二日目:朝目をあけられたこと

     目を開けられない = 命が無い

     つまりその日一日の生活は無いということにもなります。

     どんなことがあるにせよ、仕事はあるし、給料ももらえるし

     そのための命はある、ということが頭の何に浮かんできました。

 

     でもこれも出すまで10分位かかりました。

 

三日目:今日も目が見えるから、いろんな色や景色、文字も読める…

     のように出てきました。

     これを出すまで、5~6分位でしょうか。

     

 

というように

とにかくひたすら毎日毎日続けました。

 

 

不思議なことに日を追うごとに感謝できることが多くなってきました。

感謝できる数だけでなく、感謝することがでるまでの時間が

日を追うごとに短くなっていくのを感じました。

 

1か月後にはA4 1枚ぎっしり埋まるくらいの数の感謝することかで出てきて、

それを30分で書けるようになっていました。

 

この時数だけは出していましたが

まだまだ頭で考えている感謝です。

 

このようなことを3ヵ月くらい続けた時のことです。

 

 

するとある日、不満ばかり持っていた妻に

心からの感謝の気持ちがわいてきました。

 

 

それは、毎日弁当を作ってくれること。

子どもの弁当を作るついでに作っているのは知っていましたが

それまでは、どうせついでに作っているだけだろう、と

ひねくれた考えを持っていたんです。

 

 

それが何日が続いたあと

その感謝の気持ちが心の中が一杯になりました。

涙があふれるくらいに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

 

不思議です。

そんなことを思っていても夫婦仲はとても悪いんです。

 

 

当然ですね。

この気持ちは私だけの気持ちなので。

妻にはこの気持ちは伝えていないし、伝えられるような

状況でもなかったので。

 

それでもその気持ちは日々大きくなってきました。

 

 

そんなことを続けていたある日のこと

 

共通の友人が命に関わる病気になってしまったことを

告げられました。

 

 

共通の友人だったので

2人で話さなければならない機会が強制的にできたわけです。

 

声をかけたのは私からでした。

 

すると、不思議なことに

それまで声をかける時にはとても緊張してたのですが

その時には、緊張感はそれほどなく

普通に声をかけられていました。

 

 

不満から感謝の気持ちに私の心の中を変化するようにしたことで

私からでる言葉の雰囲気を変えることもできました。

 

 

それからは

普通に会話ができるように

2人とも変わりました。

 

 

妻を見る方向を変えることができたことで

私自身の思いが変わり

 

妻にこれまでのことを謝ることができました。

 

 

見方を変える努力を続けることで自分の心の中を変えることを経験でき、

自分の心の中を変えることで私からでる、言葉、態度も変えることができました。

 

自分でもびっくりです。

 

相手の方を今の真逆の方向から

見つめ続けることで

自分の中の相手のイメージが少しずつかわりますよ。