日別アーカイブ: 2017年6月14日

「わかってくれない」⇒「こんな風に考えていたんだ」に気持ちが変わる技

◆「あの人、私の言っていること全然わかってくれない」

 

◆「あの人、いったい何を考えてるんだか」

 

 

結構いろんな場所や状況で聞きますね。

 

どんな時、このような気持ちになりますか?

 

私の場合、

ある事に対して、一番正しい/一番良い、と思っているのに

どうしてわかってくれないんだろう、ってよく思っていました。

 

その度に、イライラしたり、怒ってみたりしていました。

 

同じように考えている人とお互いに不満を話すと一時はその不満は消えますが

そもそもの問題が解決できていないので

また同じような不満がでてきます。

 

でも会社内で人を観察してみると

同じような状況になっても特にイライラも怒ったりもせず

 

普段と同じようにしている方が何人かいました。

どのようにしてるんだろう、って思い

あるときその方に、

 

「どうして、自分の意見をわかってもらえないのに怒らないの?」

 

のような趣旨のことを聞きました。

 

 

すると返ってきた言葉は

「同じようにイライラもするの怒ったりしてるよ。

 でも、その時間がもったいない。

 だから、気持ちを切り替えるんだよ」

でした。

 

●気持ちを切り替える

 

これが私ができていなかったことだったんです。

 

 

そこで疑問です。

 

●どのようにして気持ちを切り替えたらいいのか、です。

 

私が聞いた方は

「イライラしたり、怒ったりする時間がもったいないから

 次に進もう」

と思って、切り替えていたようです。

 

 

私はそこまですぐに気持ちを切り替えられる器用さを持ち合わせていないので

どうしたら気持ちを切り替えられるのかを

いろいろと考えたり、調べたりしました。

 

答えはとても簡単でした。

●相手の立場にたって、または相手の方の考え方で考えてみることでした。

 

相手の立場になって考えてみる、を試してみました。

 

仕事だと、上司やリーダー、他部署、関係する会社

のようにあるわけですが

それぞれの立場に自分の意識を持って行きました。

すると、相手の持っている責任だったり

持っている知識だったり、考え方だったり

 

私が気づいてなかったことが少し見えてきました。

 

すると、自分の話した事で

納得いかないところもある事が見えてきたんです。

(実際の仕事では、それがわかっても

自分の立場上、所属する組織の立場などがあるので、そのまますんなりそれを受け入れられない事はあることは承知してます)

 

そうすると、

「こんな事を考えていたんだ。だからあんな反応だったんだ」

 

相手の方が考えていることがわかって、納得できると気持ちに変化が起きました。

 

これは仕事だけで泣く部プライベートでも使えます。

 

私の気持ちは最初、

  私は正しいことを話しているから、あなたは私の話すことを聞きなさい。

 

のような気持ちでいたのかもしれません。

 

自分以外の人や仕事、立場などをよく知らなかったのが

そもそもの原因でした。

 

特に夫婦の場合、

注意しないと、このような場面に会いやすいと感じています。

 

相手の方の立場になって考えてみると

「そうだったのか」

と思える事が多くなって

イライラや怒りの回数が少なくなりました。