月別アーカイブ: 2017年6月

自分のコンプレックスを強みにする得技

「どうして私にはあの人のように自信がないんだろう?」

 

とか

 

「自信を持てたら、もっと積極的にいけるのに~」

 

 

なんて思ったりしたことありませんか?

 

 

 

そのような状態から

「自分にはこんなにいいところがあるんだ」

なんて思えたら、いいとは思いませんか?

 

そんなうまい話があるはずがない

と思っているかもしれませんね。

 

 

私もそう思っていました。

 

 

 

私は長い間苦しんできたことがあります。

それは自分の性格。

兎に角ネガティヴ思考なんです。

 

石橋を叩いて叩いて渡らない、そんな人間でした。

 

 

 

何事にも消極的で、新しいことには一歩も歩き出せない、

また、人に褒められても、

「本当はその逆に思っているにちがいない」

といつも考えていました。

 

 

素直に人の言葉を受け入れられない

何かをチャレンジするにも、否定的なことだけを想像してしまい

結局何にもチャレンジしないような人間でした。

 

 

この性格を作ったのは、両親の育て方のせいだとずっと考えていて

そのように育てた親に恨みに近い感情を持っていました。

 

 

子供の頃は、愛情を受けたという気持ちよりも

いつも間違いばかり指摘されて、私が話すことはいつも否定ばかりされてきたように思います。

 

 

そのせいでしょうか、ヒトの顔色を伺って

 

人が怒らないように、

 

気分を害さないように、

 

という思いが強くて、

 

 

 

私の言葉や行いが全て

相手の方の気分を害さないよう

相手にあわせたものになってきました。

 

 

あるとき一つの言葉に出会います。

 

 

それは、すべての物事には反対のことがある、

です。

 

 

言葉を換えると

私の性格も見方によって違うことが見える

ということです。

 

私の例で言えば

 

人の顔色を伺う ⇔ 人の気持ちを感じ取ることができる

相手の方の気分を害さない ⇔ 気分を害さない話し方ができる

 

 

というように捉えることができます。

 

 

一見、ネガティブに見える私の性格ですが

見方を変えると、他の人よりも得しているように見えませんか?

 

 

 

このように自分を捉えることができたので

カウンセラーになりました。

 

 

以前言われた言葉を思い出しました。

 

 

「私と話していると、話しやすい」とか

「聞かれていないことも話してしまった」

 

 

これは、私のネガティブに見える私の性格の

見方を変えた後の性格を表しているように見えませんか?

 

 

私が人の顔色を伺って行なっていたことは

実は悪いことだけではない、

と気付いたんです。

 

 

過去の経験、特にネガティヴに捉えている経験も含め今の自分があります。

 

 

私が最もコンプレックスを持っていたことが

私の強みになっていました。

 

 

自分で弱いと思っているところ、

 

あるいは

 

ネガティブに思っていることを

一度見返して見ませんか?

 

そしてその部分を裏返して見てください。

多くの場合、それがあなたの強みになっているはずです。

日々のストレスから解放される得技

「あ~、もうこんな仕事は嫌だ」

「どうして私ばっかりこんな目にあうの?」

なんて思ったことはありませんか?

 

 

日々の生活や仕事で、いろんなことが起きますよね。

同僚からの言葉だったり、上司からの理不尽な仕事の命令、家族からのきつ~い言葉など…

ある意味ストレスフルな生活を送ってはいませんか?

こんな毎日から解放されたい、なんて思っていませんか?

 

 

それが続いていると、だんだん気持ちが後ろ向きになってくることもありました。

あなたはありませんか?

 

 

いろいろな場面で様々なストレスがありますが

そのストレスってどうしておきるんだろう、って考えました。

 

私の中では

自分の予想する言葉や状況、あるいは自分の希望する状況や状態からかけ離れた

言葉をもらったり、状況や状態になった時に

そのギャップをどうしたらいいのかわからない状態を

ストレスなのかな、と思いました。

どうしようもなくなった時に、体だったり心が様々な反応をしだすと

心療内科にかかったりするのだと私は考えています。

(専門的には色々と難しい言葉で書かれていますが、私はこのように考えています)

 

徐々に広がっていくこのギャップ、広がっていることに気付かないでいるとあるとき突然気づくんですね。

あれ?何か前と違うって。

 

でも対処ができなくなると、様々な症状として現れてきます。

 

 

このようになりにくい心の準備をしておくと、ストレスがあるときでも柔軟に対応できるようになります。

 

 

 

その方法とは

 

とっても簡単ですので、信じられないかもしれません。

 

 

毎日の生活の中で、ちょっとでも良いことがあったら

それをだれかに伝える、または、手帳や日記等に記録する、いう方法です。

 

例えば、バスや電車の中で、席を譲ったり/譲られたりして、親切にできた/親切にされた

あるいは、今日あの人から挨拶された、というようなものでいいんです。

これを毎日続けます。

 

 

 

これを毎日続けていると、どんなことがおこるかというと

少しずつですが、考え方や捉え方が前向きになってきます。

 

 

 

私の場合、今時々あるストレスは

時々自分のことを否定されているように受け取れる言葉を聞く時がストレスです。

以前の私だったら、とても我慢ができなくなり顔の表情がこわばり、感情が顔にでて、時には言葉も感情に任せた言葉をだしていました。

もちろん今でも感情が顔に出ることはあります。

 

でずか、日々の出来事の中から自分が喜んだことを見つけることをしていると

その否定された言葉も、

  ・自分を成長させてくれる言葉

  ・別の味方をすると、そのように見えるかも

というように少しずつですが変わってきました。

 

 

でもそれって、自分が喜びや嬉しさを感じたことと、自分がストレスを感じたことと

どんな関係がある?

 

 

と思われるかもしれませんが、そのような見つける習慣をつけていくことで

自分の考え方や捉え方にも影響が出てくるんです。

 

それが本当だったら、どうですか?

 

続けると楽しいです。

「会話がヘタ」という意識を解消するための思考法

あなたは気持ちや考えを伝えるのがうまくない、

と思ったことはありませんか?

 

または

 

どうして私の気持ちをわかってくれないんだろう

なんて思ったことはありませんか?

 

 

私はいつもこのように考えていました。

私の場合、うまく伝えられないだけでなく

そのことが悩みにもなっていました。

 

 

これまでの私は

人から聞かれれば、聞かれたことを話すことはできるのですが

それ以上のことを自分から話すことは、なぜか心の中でブレーキがかかっている感じがして

できませんでした。

 

だから、なかなか自分の考えていること、思っていることを人に話すことを

私にはできない、と思っていました。

 

 

一方で不思議なことがありました。

時々友人や知り合いから時々言われる言葉がありました。

 

 

それは…

 

話しやすい雰囲気をもっている、

とか、

話すつもりが無いことまで話してしまった、

 

という言葉を時折聞くことがありました。

 

私にはそれが長い間何を言っているのがわかりませんでした。

ただ私はあなたの話を聞いただけ、という思いでした。

 

 

私が自分の考えや気持ちをうまく伝えたい、となぜ思ったのかというと

人づきあいが下手と思っているので、人づきあいが上手になりたい

という思いがあったからです。

 

 

なぜなら

うまく人づきあいができている方は、

私が知っている中では冗談を言って人を笑わせたりしながら

自分の言いたいことを上手に話しているように見えたからです。

 

言葉数が多い方が人と上手に付き合うことができる方なんだ、と

思いこんでいました。

 

タレントでいえば さんまさんのような方ですね。

 

 

私もそのようになりたい、と思っていました。

 

あなたはどうですか?

 

 

そこで私がとった行動は

どのようにすれば上手に人と付き合えるのかを知りかったので

自己啓発関連の本を探し始めました。

その答えやヒントがほしかったんです。

 

 

でも、どれもしっくりこなかったんですね。

理由は、そのほとんど本が目先のテクニックに終わっているような気がしたためです。

(もちろん目先のテクニックは必要ですが、私が欲したのは自分が心から変わることだったので)

 

 

あるとき、ある言葉が私の心に響きました。

それはカウンセラーの勉強をしている時のことです。

 

「会話を左右してるのは聞き手側か話し手側か?」

という質問がありました。

 

あなたはどちらだと思いますか?

 

 

 

答えは

聞き手側

です。

 

 

でもよく考えたらそうですね。

 

もしあなたが一所懸命話しているのに、それを聞き手が無視していたら…。

 

聞く人がいるから話すことができる、ということに気が付きました。

 

 

TVでさんまさんをよくみていると

確かに面白いことを話しているのですが、

その前にお話しを聞いて、それをいじったり、からかったりしながら

場を盛り上げているように見えました。

 

 

さんまさんが一人で話しているわけではなく

人の話を聞いて、そのお話しの中のツッコム場所をみているんですね。

 

 

つまり最初に人の話を聞いているわけです。

 

自分の話に興味をもってもらい、それをもとに話を広げてくれる方なんですね。

 

 

自分のことに関心を持ってもらったら

あなたはどのように感じ、思いますか?

 

私は自分の話を聞いてもらったらとても嬉しくなります。

 

 

 

 

これまでの私は、

あの人のようになりたいという思いだけで、同じようにしてみても

全くできないどころか、気持ちが追い付かなくなりました。

 

 

 

そこで思い出したのが、何人かの方から言われた、

話しやすい雰囲気を持っている、と

話すつもりが無いことまで話してしまった

でした。

 

つまり話しやすい雰囲気を私は持っている、ということを初めて自覚した時でした。

 

 

それから、コミュニケーションについて調べ始めました。

 

 

すると、コミュニケ―ションの一番最初に必要なのは、聴くこということでした。

 

 

確かに身近な方でうまく人と付き合っている方をみると

自然に人の話を聞いていて、しかも、上手にその話の要点をつかんでいるんですね。

 

 

私はこれまで、話すためにはどうしたらいいのか、という観点でしか考えていなかったため

聴くことがコミュニケーションの最初のステップ、ということを知ったんです。

 

 

 

 

特に信頼関係を築けていない方との話は緊張もしますし

分かってもらえるか? という思いもあるので

その思いが伝わってしまいますね。

 

 

そのような中にあって、お互いの緊張をほぐしたり、自分の思いや考えなどを伝えられるのか?

という思いがどうしてもあります。

 

 

そんな時相手の方も同様のことを感じている場合が多いようです。

 

 

ではどうするか、といいますと

 

 

まず、相手の方の話をきき、どのような考えや思いがあるのかを聞きます。

共感できるところをみつけ共感します。

 

そうすると、相手の方は自分の考えてを聞いてくれた、

という思いから、心に少し余裕が生まれやすくなります。

 

 

そうすると、

相手の方があなたの話聞く心の準備ができます。

 

相手の方の心の中に、あなたの話を聞く準備ができれば

仮にあなたの話を受け入れなかったとしても、

相手の方はあなたの話を聞いてもいい、

またはあなたの思いや考えはわかったという思いになったら大成功です。

 

 

聞くことから始めてみませんか?