「あの人嫌」から「好きな人」となる技

「あの人嫌だ!。苦手」

 

このように思ったこと/思っている人いませんか?

 

このように思っている方からお話しを伺う機会がありました。

 

嫌だと思っている方について

お話しを伺ってみると

 

・相談された方の指導者的立場の方

・仕事はよくできる

・専門知識は誰よりも持っているのでその点では尊敬できる

・お客様には信頼がある

 

もう一方で

・指導する時の言葉に嫌みがある

・ぶっきらぼう

・もう少しやさしい言葉で話してもいい

などなど

 

聞けば聞くほど

不平不満が次から次と出てきました。

不満の内容は、指導される時のことが多かったですね。

 

ただ、お話しを伺った方から出てきた言葉は

「あの人嫌」という言葉だったので

 

指導されたときの言葉で

その人自身が嫌になっていると、私は受け取りました。

 

ということから

私は、その方にこのように伺いしまた。

 

「あなたは ”あの人”についてどの程度知っていますか?」

「もしかして、”あの人” の一つの側面しかみていませんか?」

と。

 

この質問をしても

お話しをしていただいた方は、???、という状態でした。

 

さらに私は

「”あの人”について否定的な部分ではなく

 ”あの人”の良い点について思い出して、書いてみてください」

とお伝えしました。

 

それから約二週間後、再度お会いしました。

 

この二週間、”あの人”について

これまで見てなかった面を探して書いてきた

と話してくれました。

 

実際にかかった時間は

二週間ではなく、数時間だったそうです。

 

お話しをうかがっていると

表情が以前とは一変していました。

 

「”あの人”のことの良い点が沢山見えてきて

 ”あの人”のことが好きになってきました。」

と。

 

誰かのことが嫌だ、という場合

その方の一側面しか見えていない場合があります。

一度自分が見えていない面を探してみてはいかがでしょうか?

 

※実際のカウンセリングでは

  じっくりとお話しを伺い、クライアント様の状況を確認し

 お勧めできるそうな場合に、上記のようなことをお話ししております。

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