ミスすると自分を全否定し辛い…そんな時は

この数週間の間に

いろんなところで

 

豪雨被害があり

非難されている方もでました。

 

心からお見舞い申し上げます。

 

 

 

 

自然災害のように

自分ではどうしようもない事もあります。

 

 

一方でそれとは違う苦しみや悩みで

日々の仕事や生活で思うようにいかず

心が重い方もいらっしゃいます。

 

少しでもその方々の心も

少しでも軽くなるよう

心から願っております。

 

うつ再発予防カウンセラーの

あまるめ

 

です。

 

 

ミスはしてはいけないもの。

 

特に仕事なら

その道のプロだから…

ミスは絶対してはいけない。

 

確かに仕事でのミスは

しないほうがいいですよね。

 

でも

どれだけミスをしないように

注意していても

 

 

不思議なことに時々してしまうミス。

 

こんな時

一つのミスをしたことで

 

あなたの全人格を否定するような

思いになったことあるのではないでしょうか?

 

今日は

そのような方向けに

お話しをしたいと思います。

 

 

不思議なのですが、

ミスをしたのは

 

仕事、テスト、家事、…

その中の一つでしかないのに

 

ミスをした後

心の中に浮かんでくる思いは

 

・わたしは仕事ができない人

・この仕事に向いていない人

・無能な人

・これでみんなから嫌われる

・…

 

のように

全人格

または

 

あなたがしている事すべて

 

否定

 

するような思いがこみあげ

とても辛くなってしまいます。

 

 

このように思うのには

様々な背景がありますが

 

真の原因

あなたのの中にある信念

がそのようにさせています。

 

しかし今回は

いきなりここに手を打つのではなく

 

まずは

比較的表面に出ていることから

対処していきます。

 

それで楽になれたらいいし

対処も短時間ですみますから。

 

 

このような時

多くの場合

 

以下にあるよな

思考の癖があります。

 

ちなみにこの癖は

普段普通に過ごしている間は

出てきません。

 

この時の思考の癖は

例えば…

0か100(白黒思考)

拡大解釈(小さな事を大きく解釈してしまう)

レッテル貼り

これは何かあるとそれがすべてのように感じ

「だから私は出来ない人」

のように自分で自分にレッテルを貼ってしまうこと

 

このようなものがあり

同時にそのような思考になる傾向があります。

 

このような方は

普段から

このような思いがあるかもしれません。

以下はその例です。

・私は誰からも関心を持たれない

・私は出来が悪い

・私には価値がない

・私が本当のことを話すと、怒られる

・私が本当のことを話すと、嫌われる

・……

のような。

 

このような思いの1つや

または複数抱えているかもしれません。

 

だから

 

普段ミスをしないときには

感じない辛い気持ちが

 

ミスをしたとたんに

上に書いたような思いのスイッチがOn

になりとても辛くなりやすいんです。

 

 

うつになりやすい方

 

または

 

なぜか知らないけど

人よりもいつも辛く感じている気がする方

 

 

ちょっとしたミスでも

 

他人から受け入れられない、

怒られる、

 

などのようになり

自分を責めるような気持ちに

 

自分の否定的な面にばかりに

目がいってしまいます。

 

もうこうなると

負のループに入ってきて

抜けられない状態に入ってきてます。

 

 

いわゆる負のスパイラル

ですね。

でも一方では

このようなことも

あなたは経験しているはずです。

 

それは…

 

同じようなミスを

他人がした時

 

あなたはそこまで辛く感じますか?

 

共感して辛く感じることはあっても

あなたがミスした時のような辛さまで

感じないのではないでしょうか?

 

時々

他人のミスは自分のせい

と思っている方もいらっしゃいますが

 

そのような場合については、

また別の機会に。

 

話を戻して…

 

他人のミスであなた自身が

辛くなったり

悲しくなったり

あまりしません。

 

他人がミスした時は

 

比較的ストレスを感じずに

許せたり、

 

次頑張ればいいよ

という気持ちになりやすいです。

 

 

不思議ですね。

他人が同じようなミスをしても

 

次に出てくる気持ちは

肯定的な言葉を

出しやすいです。

 

これはあなたが

その方の

 

・普段の仕事の取り組み方や

・その方の能力

・その方の知識

などなどを

 

見ていて知っていることも一つの要因ですね。

 

あなたは

その方をいつもトータルで見ているからです。

 

一つのミスをしても

それはその方の一部であって

全ではない

 

と感覚的に感じています。

 

つまり客観的にその方を

見ているんです。

 

ここが不思議なところなんです。

 

他人のミスに対しては

次頑張ればいいよ

 

のように思えるのに

 

自分事になると

とたんに

 

自分はダメだ…

 

のような思いになり

自分のすべてを否定してしまう

言葉…考えがでてきます。

 

どちらも

あなたの中から出ている

考えであり

思いであり

 

気持ちなのに、です。

 

なぜなんでしょう?

 

他人のミスでは感じない気持ちを

自分のミスでは感じる

 

そこには…

 

自分で自分をどのように思っているのか

という

 

先述した

信念

が関係しています。

 

 

今回は

他人をみるように自分をみてみる

練習をしてみましょう。

 

そのためにどうするかというと…

 

 

辛い気持ちの時は

 

自分のことだけに

思いが集中していることが多いです。

 

しかも

他人がミスした時のあなたの思いとは

 

まったく違って

自分を極端に否定的に

みていることが多いです。

 

ですから

ただ客観的に…と言われても

 

出来ない事も多いです。

 

なので

 

 

客観的に見る一つの方法として

自分のミスについて

 

(可能なら)数字で表して見る

ことができます。

 

例えば

あなたが仕事でミスをしたとして

 

 

仕事でミスをしたことは何回目ですか?

さらに

 

どれくらいの仕事をしてきましたか?

ということを考えます。

 

それは回数かもしれませんし

時間かもしれません。

 

分かりやすいのは回数ですが

 

ミスした回数は数えやすいですが

仕事をどの程度したか、の回数は

簡単にはカウントができないですね。

 

でも

 

正確な数字は必要はありません。

 

例えば

何かを発送することが仕事だったら

一日何件くらい発送しているか

 

数字のミスだとしたら

これまで似たような計算を

 

一日、一週間、一か月の間に

だいたいどの程度してきたか

 

のように考えて

これまでの在籍した

期間、年数などで

算出します。

 

するとおおよその回数がでてきます。

 

ミスをしている回数の方が

多くの場合

圧倒的に小さい数字になることがおおいです。

(新人時代はまた別の観点が必要ですが)

 

 

数字にすることで

 

自分を客観的にみるきっかけになります。

 

例えば

同じような仕事を200回くらいしているとします。

 

その中でミスは

2回目だとします。

 

つまり198回は成功しています。

2回は何らかのミスをしました。

 

2/200です。

つまりは1%です。

 

あなたは1%のミスで

あなた自身を100%否定していることになります。

 

 

198回はうまくいってるんです。

 

 

あなたは

その数字をみて

どう感じましたか?

 

このような方法で客観的に自分を見る

ことで

 

ミスをしていない自分を

見ることができます。

 

 

このような見方をしないと

事実とはまったく違って

 

捉えていることがおおいですよ。

 

一度試して見て下さいね。

 

 

 

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