自分のコンプレックスを強みにする得技

「どうして私にはあの人のように自信がないんだろう?」

 

とか

 

「自信を持てたら、もっと積極的にいけるのに~」

 

 

なんて思ったりしたことありませんか?

 

 

 

そのような状態から

「自分にはこんなにいいところがあるんだ」

なんて思えたら、いいとは思いませんか?

 

そんなうまい話があるはずがない

と思っているかもしれませんね。

 

 

私もそう思っていました。

 

 

 

私は長い間苦しんできたことがあります。

それは自分の性格。

兎に角ネガティヴ思考なんです。

 

石橋を叩いて叩いて渡らない、そんな人間でした。

 

 

 

何事にも消極的で、新しいことには一歩も歩き出せない、

また、人に褒められても、

「本当はその逆に思っているにちがいない」

といつも考えていました。

 

 

素直に人の言葉を受け入れられない

何かをチャレンジするにも、否定的なことだけを想像してしまい

結局何にもチャレンジしないような人間でした。

 

 

この性格を作ったのは、両親の育て方のせいだとずっと考えていて

そのように育てた親に恨みに近い感情を持っていました。

 

 

子供の頃は、愛情を受けたという気持ちよりも

いつも間違いばかり指摘されて、私が話すことはいつも否定ばかりされてきたように思います。

 

 

そのせいでしょうか、ヒトの顔色を伺って

 

人が怒らないように、

 

気分を害さないように、

 

という思いが強くて、

 

 

 

私の言葉や行いが全て

相手の方の気分を害さないよう

相手にあわせたものになってきました。

 

 

あるとき一つの言葉に出会います。

 

 

それは、すべての物事には反対のことがある、

です。

 

 

言葉を換えると

私の性格も見方によって違うことが見える

ということです。

 

私の例で言えば

 

人の顔色を伺う ⇔ 人の気持ちを感じ取ることができる

相手の方の気分を害さない ⇔ 気分を害さない話し方ができる

 

 

というように捉えることができます。

 

 

一見、ネガティブに見える私の性格ですが

見方を変えると、他の人よりも得しているように見えませんか?

 

 

 

このように自分を捉えることができたので

カウンセラーになりました。

 

 

以前言われた言葉を思い出しました。

 

 

「私と話していると、話しやすい」とか

「聞かれていないことも話してしまった」

 

 

これは、私のネガティブに見える私の性格の

見方を変えた後の性格を表しているように見えませんか?

 

 

私が人の顔色を伺って行なっていたことは

実は悪いことだけではない、

と気付いたんです。

 

 

過去の経験、特にネガティヴに捉えている経験も含め今の自分があります。

 

 

私が最もコンプレックスを持っていたことが

私の強みになっていました。

 

 

自分で弱いと思っているところ、

 

あるいは

 

ネガティブに思っていることを

一度見返して見ませんか?

 

そしてその部分を裏返して見てください。

多くの場合、それがあなたの強みになっているはずです。

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