辛く苦しい時こそ、しなやかな心をつくるチャンス

こんにちは、心理カウンセラーの あまるめ です。

 

 

先日、職場で大変辛くて、今の職場を辞めたいと話していた方が

今全然大丈夫になりました、と報告してくれました。

 

とても嬉しい報告でした。

 

 

その方は

職場での上司にあたる先輩の方の言動に悩まされてきました。

 

毎日のように、嫌みを言われました。

それも本人に向かって話すわけでなく、遠くで聞こえるように話していました。

その内容は、その方がしたことを話していました。

上司のやり方と違うためでした。

 

職場でのオリエンテーションはその職場に配属された時から

今まで一度もなく、具体的な指示もありませんでした。

 

直接業務指示をされずに

本人に聞こえるように、話していました。

 

ですから、その方は徐々に心にストレスが溜まり

配属されて3か月で、体に不眠として症状が現れてきました。

 

毎日帰宅するとぐったりして、一度横になって休まないと

夕食の準備もできない状況になりました。

 

その方のお話しをじっくり聞きました。

話していると涙も流されたりもしました。

 

その方のストレスの原因は上司の言葉だったのですが

上司の方の性格や考え方を変えることはできません。

 

視点を変えるために一つの質問をしてみました。

上司の方はどうしてそのようなことをするのか?と

 

いろいろな考え方がでました。

 

それと同時に

その方の基本的な考え方を知るために

日々の出来事とその時に感じたことを記録していただきました。

 

すると一週間後にお会いしてお話しを伺いました。

上司に対するその方の接し方がかわりました、と話していただけました。

そして、日々の出来事とその時の感情を書いていただくようにしましたが

客観的に自分を見直す時間をもつことで自分を

俯瞰してみることができた、と話しておりました。

 

そこからは、上司の方の態度に変化が現れたこと

その方も気にしなくなるようになりました。

 

苦しい時ここそ、視点を変えるようにすると

しなやかな心を作るチャンスです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です